親だって新一年生。子どもと上手に「小一の壁」を乗り越える方法

 

1. 学童保育の時間が短い

保育園よりも学童保育の迎え時間が早いことは大きな壁の一つです。

春、夏、冬休み、そして学校行事の振替え休日なども学童保育の開所時間は短いです。

下に子どもがいる場合は、お迎えをはしごしなくてはいけませんから親としては大変ですね。

子どもが留守番を選択するケースもありますから、鍵の持たせ方、家での約束をきちんと作り、事前に子どもと話し合いをしておくことが大切です。

また、早めにお迎えに行けるお母さんに頼んでおける関係を築くことも必要です。

約束の例として参考までに記載します。

・鍵は伸びるストラップでランドセルにつける

・鍵を出すのは、家に着いてから、なるべく人目につかないように出す

・鍵っ子であることを友達に言わない

・留守番の時は、来客があっても出ない

・留守番の時は、電話にも出ない(低学年のみ)

・留守番の時に家に友だちを呼ばない(トラブルがあったときに対処できない)

・火を使わない

2. 子ども同士の対人関係が広がり、子どもが見えにくい

子どもだけの世界が増え、一人で行動できる範囲も広がります。

保育園時代と違い、子ども同士で「約束」をして集まれるようになるので、親の知らないところでの喧嘩やもめ事も出てきて、子ども同士のコミュニケーションが複雑化しストレスが増えます

子どもの様子をしっかり見守るためにもルール作りをしましょう。

・誰とどこに行くのかを必ず伝える

・帰宅時間は何時か

・子ども同士での買い物について

など、家のルールはもちろんですが、子どもの友人の親ともルール決めをしておくことが望ましいです。

3. 親の参加や子どもへのフォローが増える

保育園の頃は、子どもの荷物といっても着替えや紙パンツくらいでしたが、小学校へ上がると、教科書、文房具、体操着、補助教材などが増えます。

忘れ物をしないで登校できるようになるまでは、親のサポートが必要です。

また、「宿題」が出るため、学習面のフォローが必要になります。

そして、授業に必要な持ち物の準備も大変です。

「トイレットペーパー(やサランラップの芯、空きペットボトルなど)を持ってきて下さい」といった学校からの連絡も見落としてはなりません。

さらに、PTAへの参加を始め、保護者会などは平日の実施もあります。

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