良縁、縁切り、玉の輿。京都の「縁」にまつわる寺社を巡る旅へ

 

安井金比羅宮

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image by: 京都フリー写真素材

こちらは、縁切り神社です。縁結びよりまず縁を切りたい人がいる時はこちらからどうぞ。良縁に恵まれるためには悪縁を断ち切るのが大切です。

必ずしも人との悪縁ばかりではありません。お酒やタバコワガママな自分三日坊主の自分などでも構いません。今までの自分と縁を切って新しい自分に変わりたいという人も足を運んでみて下さい。

「安井金比羅宮」は平安後期の崇徳天皇にゆかりがある神社です。崇徳天皇は「保元の乱」に敗れたのち讃岐に流され、そこで世の中に怨みを持ったまま崩御したと伝えられています。

崇徳天皇がなぜ「縁切り」と関係があるのか? 流刑となった時に、崇徳天皇は讃岐の金比羅宮ですべての欲を断ち仏教に帰依しました。愛する人との縁など全ての縁を断ち切らなければならなかった崇徳天皇の哀しみが、悪縁を断ち切ってくれるというわけです。

「安井金比羅宮」に行ったら是非「縁切り縁結び碑にお札を貼ってみて下さい。社務所前にある高さ1.5メートル横3メートルの石の真ん中に、直径50センチほどの穴があいています。

まず、お札に「切りたい縁結びたい縁」を書きます。それを持って、表から裏へくぐり抜けると悪縁を切り、裏から表へ抜けると良縁を結ぶご利益があります。
その後、おふだを碑に貼りつけるのです。実際にこの穴を這ってくぐり抜けると胸がスッとして気持ちが楽になる感覚がありました。是非体験してみて下さい。

アクセス

  • JR京都駅・近鉄京都駅から市バス206系統北大路バスターミナル行「東山安井」下車南へ徒歩1分
  • 京阪本線「祇園四条」駅から徒歩10分
  • 阪急京都線「河原町」駅から徒歩15分

安井金比羅宮
〒605-0823 京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70

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