それは尋問。なぜ会話中に「カブせワザ」をしてはいけないのか

 

会話を急ぐ、これの典型的な振る舞いが

  • 相手が話しの終わりに自分の言葉をカブせてしまう

ってヤツです。たとえばこんな感じ。

「今日、学校で宿題を提出したのね。そしたら、先生が…」

「褒めたの? 叱られたの?」

「褒められたわけじゃないんだけど…」

「じゃ、叱られたの?」

……( ̄∇ ̄)コレですよ、コレ。キミジカさんの証明、カブせワザ。これは

  • 相手の話を最後まで聞いていない
  • クローズドクエスチョンが多い
  • どこか否定的なニュアンス

が特徴です。あ、クローズドクエスチョンって、「イエスかノーか」「AかBか」みたいな二者択一的な返事をさせる質問のことですよ。ちなみにオープンクエスチョンっていうのは、「どうしたの?」「どこに行ったの?」というタイプです。どちらがいいという問題ではなく、ふたつをウマく織り交ぜることで良い会話ができるとされています(^^)b

このカブせワザ、すごく詰問調なんですよね。追い詰められていく感じがして

  • 会話というより尋問

なんですよ。どこか犯人扱いっていうか、悪いコトでもしたんだろって疑われているようで。しかも速いし。

で、あなたやご家族がキミジカさんの場合、まずは

  • カブせない

ことを目指しましょう。ご家族の場合には、是非

  • 優しく指摘しつつ必ず止めるよう言う

ことです。いや、あの不快さはやった方には解らないかもしれないから。将来のコミュニケーション不全の芽を摘んでおくんです。

そしてね。キミジカさんたちとりあえず最後まで話を聞こう。キミの話は、それからだからね。

あ、聞かないのか( ̄∇ ̄)。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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