元に戻すための工程が少ない方がいいのに、収納が二重三重になっちゃっているものが結構あるんだよというお話でしたね。
たとえば
- 引き出しの中の 救急箱の中の 絆創膏
- 押し入れの中の 引き出しの中の モップシート
- 下駄箱の中の ケア用品のケースの中の 靴クリーム
- 天袋の中の 衣装ケースの中の 畳紙の中の 和服
……などなど。ご家庭にも数カ所あるんじゃないでしょうか。
ということは、極限まで工程を短く、
- そうか、じゃあ出しっぱなしが一番いいんだ!
となりますね。うん。論理的キケツってやつですね。
ところが、そうはならないのがミソなんですよ( ̄∇ ̄)当たり前ですが、すべてのモノが出しっぱなしになっている部屋は
- 見苦しい
- モノを探しにくい
- ものスゴく掃除しにくい
んです。ま、解説の必要がないですが( ̄∇ ̄)
なので、長すぎる工程と出しっぱなしの中間、
- ソコソコのグルーピングになっていて
- 工程が少ない収納
になっているのが最も使いやすいという結論なんです。
で、部屋が散らかる場合、特に見直して欲しいのは
- 使用頻度の高いモノの工程
です。毎日、毎週、あるいは1ヶ月に数回は使っている使用頻度の高いモノ。これは正直言って、工程が少ないほどいいです。出しっぱなしを排除するとすれば
- 開けたらすぐ取り出せる
状態にするのが理想です。収納が二重三重にならないようにするんです。クローゼットや押し入れの中で、引き出しや箱カバーなどを付けないようにしてみましょう。
- すぐに使いたい雑巾代わりのボロ布は、紙袋に直入れする
- 毎日使うランションマットは、引き出しに入れるだけ
- ヘアドライヤーは、カゴに入れればOK
こんな感じです。
逆に使用頻度の低いモノは、多少取り出しにくくても構いません。
- 式服
- ハロウィン用の衣装
- 厚手のダウンジャケット
- 寝袋
…こうしたモノは、使う時が限られているので、手に取りやすい場所に収納する必要も、取り出しやすい必要もありませんから。むしろジャマにならない場所にキチンと収納されていることの方が大切です。
そんなつもりは無くてもやってしまいがちなのが
- 大切なモノを手に取りやすい場所に置く
というヤツです。クローゼットを開けてすぐの一番イイ場所に最も高価なレザージャケットを掛けてある…なんてヤツです。そんな場所じゃなくてもいいじゃない(*゚∀゚*)夏だったらソコには、薄手のカーデとかよく着るカットソーとかUVカット効果のあるスカーフとか、じゃないでしょうか。
元に戻しやすくすることで片付けやすく。散らかりがちだとしたら、元に戻せないような収納になっているだけかもしれませんよ。
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