「コロナで社員解雇」まるで使い捨てカイロ、ダメな企業ほど誤る対処

 

しかし、この流れはすべての業種で加速しつつあり、いま以上に失業者が増えることは目に見えています。社会全体がネットだけで繋がり、街はコンピュータとロボットばかりになります。会社にもお店にも人がいなくなり、人とのふれあい、人との繋がりが消滅してしまいます。

仕事は“作業”となり、外食やショッピングは、ただの“消費”となってしまうのです。その味気なさに、人びとは耐えられるのでしょうか。

いくらIT世界の住人であっても、人との出逢いなくして、生きてはいけません。たとえ、ひと言ふた言であっても、人との関わりは、人間の心を温かくしてくれるのです。

いま人を避ける人がいたとしても、いずれは人のいる場所に戻ってきます。会社やお店には、人が必要なのです。どれだけ先進的な技術で、無人化したとしても、人は人に集まるのです。人のいる会社・お店に、愛着を持つのです。なので、人は大切な存在であることを忘れてはいけません。

事業を守るためとは言え、従業員を安易に解雇してはいけないのです。解雇しなくても存続できる方法を考えなければいけません。守った従業員は、必ず力となってくれます。一緒に戦ってくれます。会社・お店で一番大切なのは、「人」なのです。

image by: ingehogenbijl / Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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