日本の相対的貧困率は15%以上で、日米欧主要7カ国(G7)のうち米国に次いで2番目に高いことはみなさんご承知のとおりです。
相対的貧困率とは、至極シンプルにいうと「恥ずかしい思いをすることなく生活できる水準」にない人々を捉えたものです。
先進国が相対的貧困率を貧しさの指標にするのは、「貧困がどの程度社会に容認されているか?」という問題意識が根底にあります。
すなわち「国民目線」とは、社会的弱者がこれ以上貧しくならないように、格差がこれ以上広がらないように考えることであり、税金の使い道を知恵を絞って考えること。それが出来てこそ、「国民目線」という言葉に意味が生まれるのです。
みなさんのご意見もお聞かせください。
image by: 首相官邸
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