まずは話を黙って最後まで聴く。反抗期の子供と楽しく会話するルール

 

なぜ、勉強や進路・受験といった確信めいた話をする前に、こうした雑談が必要なのかというと、

  • 子どもは、なんでも話を聴いてくれる相手に、本音を打ち明けるから

です。私達大人も、相談や大切な話をする相手は、雑談も含めた「何でも話せる相手」ではないでしょうか。少なくとも、自分を否定してきたり、のっけから指示・注意してくるような人に、自分の心を開いたりしませんよね。

それと同じ原理です。

思春期・反抗期の子どもも、反抗的な態度を見せていても

  • 話を聴いて欲しい
  • 話題を共有したい
  • 理解して欲しい

と、思っています。

異性にも興味を持ち始めるこの時期、好きな人のことや、あこがれのアイドルにときめくことも普通にあるので、この手の話にも、「私もこんな人が昔好きだったよ~」「あなたの好みのタイプはこういう人なんだね」と、自分の経験談を話しながら受容・共感してあげましょう。

親子の会話が楽しい方向に変化してくると、親子関係も良好になっていきます。

確信めいた話は最後の最後、子どもが本当に心を開いてからで大丈夫です(^-^)

今日の実践課題

  • 子どもが今、夢中になっているものを知っていますか?また、あなたはそれを受け入れていますか?受け入れている場合、そうでない場合と書き出し、なぜそうなのかを考えてみましょう。
  • 子どもの話を最後まで聴けない時、なぜ口出しをしてしまうのか、自分の感情の変化を考えてみましょう。子どもが心配だから、もっと良くなって欲しいからなど、理由も併せて書き出してみましょう

お手元のノートで書き出してみてくださいね(^-^)
書き溜めたノートは世界に一つだけの教科書になっていきます♪

image by: Shutterstock.com

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【著者】 飯塚ひろみ 【発行周期】

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