中国と“全面衝突”は不可避か。G7首脳宣言に「台湾明記」の大バクチ

 

G7「台湾へのコミットメント強化宣言」の影響を最前線で受ける日本

では、日本政府はどのように振舞っていくのでしょうか?

日米首脳会談の結果を受けて、すでにアメリカと一蓮托生の外交・安全保障政策を選び、中国との友好をあきらめる方向に行くのか?

それとも、困ったときの近い強国という別の外交方針を受けて、より中国との距離感を狭めるような戦略を取りに行き、代わりにアメリカの外交方針との距離を少し広げるような方向に進めるのか?

それとも、これまでのように、米中双方とうまくのらりくらりと付き合うような奇跡的な外交姿勢を貫く秘策を見つけ出すことが出来るのか?

どのような結論を出すにしても、今回、出されようとしている【G7による台湾へのコミットメント強化宣言】とそれが与える中国への印象の影響を、一番もろに受けるのは、誰でもない、日本であることは明確だと考えます。

いろいろとご意見あるかと思いますが、皆さんはどうお考えになりますか?

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