デキるビジネスマンがやっている「速く正しい」決断力のつけ方とは?

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速い決断力を身につけるためには?

まず、速い決断力をつけるためには、どうするか?

それは、優先順位を「決めておくこと」です。常日頃から優先順位を決めておくことで、面談や打ち合わせの順番、スケジュール管理、二者択一の選択などの決断に役立ちます。

私は、人との約束の優先順位を、先約⇒家族⇒友人⇒部下⇒上司……というように前もって決めています。先約が一番で、先約がなく約 束が重なった場合は、仕事より家族、部下より友人との約束を優先させると決めています。

優先順位を決めているので決断が速いのです。あなたも、事前に約束の優先順位を決めておいてみてください。もちろん緊急を要する場 合や突発的な事故などで臨機応変に対応しなければならない場合もありますが、基本的な優先順位を決めておくことで通常の場合に、迷 いが少なくなり決断が速くなります。

決めておく練習をしてみる

そのために、「決めておく練習」をおすすめします。

私は、ファミレスや喫茶店で注文する場合、メニューを開いてから30秒で選ぶと決めています。もし、決まらなかった場合は、決められなかったペナルティーの意味も込めて、飲み物ならメニューの5番目、食べ物なら7番目を注文すると決めています。あなたも最初は1分でも3分でも良いので、制限時間を決めてメニューを選んでみて下さい。時間内に決まらなければ強制的に意に反する物を注文すると思うと、決断するスピードが上がってきます。

余談ですが、コンビニで昼ごはんを買う場合には「枝豆」に「サラダ」「砂肝」と決めています。品切れのときに代わりに買うものも決めています。決めているので迷うことがありません。決めているので、決める時間は0秒です。同僚が悩んで決めかねているところを、自分は0秒で決めているので決断が速い人になった気になります。周りの人からも決断力が速いと認められます。

心理学で「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」と言われていますが、周りに認められることによって、仕事上でも決断が速くなるのです。

ただし速く決断することは、約束事や簡単な選択肢の中から選ぶことには、効果を発揮しますが、難しい決断を迫られた場合には、正しい決断力が必要になります。

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