明治時代まで続いた不幸。なぜ昔の日本人の平均寿命は今よりも短いのか?

 

三つ目は、上下水道の発達です。

これにより、伝染性の感染症などによる死亡が大幅に減少しました。

しかし現在でも世界で6億人以上の人々が、安心して飲める水がなく、川、湖、沼、整備されていない井戸などの水を飲料水とせざるを得ない状況にあります。

その半数近くが、サハラ以南のアフリカ諸国に集中していますが、これらの地域では、飲料水からの感染症が多発しています。

四つ目に環境があります。

クレバスや滝に落ちる、氷期で寒さで凍える、肉食獣に食べられる、火山の爆発で地域全体が低温になる、などです。

6,600万年前に巨大隕石が今のメキシコ・ユカタン半島付近に衝突し、恐竜を始めとして地球上の動物のほとんどが滅亡したことがありますが、これは人類誕生以前ですね。

このように考察してくると、現代のように食糧事情、上下水道、医療水準、環境が安定している中での糖質制限食なら、動脈硬化や西洋型がんの予防が期待でき、血流・代謝が良くなり免疫力も増強で肺炎予防効果もあり、平均寿命が延びる可能性が高いのです。

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(財)高雄病院および(社)日本糖質制限医療推進協会 理事長。内科医。漢方医。京都大学医学部卒、同大胸部疾患研究所等を経て、1978年より医局長として高雄病院勤務。2000年理事長就任。高雄病院での豊富な症例をもとに、糖尿病治療、メタボ対策としての糖質制限食療法の体系を確立。自らも二型糖尿病であるために実践し、薬に頼らない進行防止、合併症予防に成功している。

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