「これはいける!」と思った商品のことを端的に語るのが難しいワケ

 

シンプルに整えないと言語化できない

いいものにいいものを足すと、相乗効果が現れることも多いと思います。しかし、それも限界があります。あれもこれも加えすぎたため、できあがった商品には「いい小豆を生かしてつくる大福」という所期の目的が、見えなくなってしまったのです。

直感で「これは、いける!」と思ったものと、実際に商品になったものが違いすぎて、たとえそれがいいものに仕上がったとしても、何が売りなのかが、ストレートに言語化できなくなってしまうのです。

実は、「質のいい小豆と、厳選された餅米で作った餅でできた上品な味の大福」というシンプルな商品・サービスの方が、開発から提供までのストーリーが深くなるのです。

つまり、消費者にはワンポイントで魅力を伝えやすくなるからです。そうすると、商品コンセプトもはっきりしてくるのです──(メルマガ『前田安正の「マジ文アカデミー」』より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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未來交創株式会社代表取締役/文筆家 朝日新聞 元校閲センター長・用語幹事 早稲田大学卒業、事業構想大学院大学修了 十数年にわたり、漢字や日本語に関するコラム「漢字んな話」「漢話字典」「ことばのたまゆら」を始め、時代を映すことばエッセイ「あのとき」を朝日新聞に連載。2019年に未來交創を立ち上げ、ビジネスの在り方を文章・ことばから見る新たなコンサルティングを展開。大学のキャリアセミナー、企業・自治体の広報研修に多数出講、テレビ・ラジオ・雑誌などメディアにも登場している。 《著書》 『マジ文章書けないんだけど』(21年4月現在9.4万部、大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎/朝日文庫)、『漢字んな話』(三省堂)など多数。

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