「富裕層専用都市」を目指すか
日本企業の日立が、このプロジェクトに参画しているようで、詳細な進捗報告書がネットに上がっています。
● [PDFファイル] 中国の未来都市 雄安新区 GLOBAL INNOVATION REPORT
完成までまだ10年以上もあるために、まだ住人や企業がいないのかもしれませんが、素朴な疑問として習近平の描く未来都市に住める人は富裕層だけなのではないだろうかということです。
スマートシティはこれからの社会に必要だと思いますし、それを国家が前のめりになって創り上げることは重要かもしれません。しかし、人口の多い中国で、そこに住める人はごく一部でしょう。
しかも、スマートシティともなれば、何かと費用が嵩むでしょう。未来都市でのエコライフはお金がかかるのは容易に想像がつきます。
習近平の眼中には、中国には貧困層の方が多いという現実が見えていないとしか思えません。それとも、全ての中国人が住めるだけの未来都市を創ってくれるのでしょうか。習近平には、もっと他に人々の生活をよくするためにすべきことが山積しているのではないでしょうか。
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