放送局以外にも中国人スパイが入り込んでいる可能性が
このニュースはすでにイギリスなど諸外国でも報じられており、イギリスのガーディアン紙などは、慰安婦について「数万人の少女や女性――ほとんどが韓国人で、中国人や東南アジア人、少しの日本人やヨーロッパ人――が日本軍が経営する売春宿で強制的に働かされた」などと事実に反したかたちで引き合いに出して論じています。
● Japan broadcaster apologises after disputed Senkaku Islands called ‘Chinese territory’ on air
台湾の「自由時報」は、国民民主党の玉木雄一郎代表が、NHKに対して実態調査と、過去に同様の事態がなかったかの調査、そして国会と国民に対する報告書の提出を要求したことが報じています。
他の政党も、もっと声を上げるべきですし、岸田首相はもとより自民党から同様の声が出ないのであれば、政権政党として危機感があまりにもなさすぎです。間もなく自民党総裁選挙ですが、これは国の安全保障の問題でもあるはずです。候補者の態度も注目すべきでしょう。
数年前から、オーストラリアでは中国スパイによる政治への浸透工作が大きな問題になっていました。最近ではフィリピンの市長が中国人スパイ疑惑が持ち上がっていました。
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他国でこのような状況であるのに、日本で何もないはずがありません。今回のことは氷山の一角であり、放送局はもちろん、その他の公的機関にも中国人スパイが入り込んでいる可能性は、非常に高いといえるでしょう。
国際的にも台湾有事が近づきつつあるという認識が強まりつつあるなか、日本の平和ボケは、外国人に自国の放送局を乗っ取られ、日本人の受信料と税金を使って、内外に日本を貶めるプロパガンダを拡散されるという事態にまで達してしまいました。
日本の甘さと危うさが露呈した事件であり、NHKのみならず、日本全体で真剣にこの深刻さを考えるべき事案でしょう。
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