杉田水脈はなぜ女のプライドを捨て「エセ保守の男たち」に媚びたのか?安倍・萩生田・ほんこん…男の顔色を窺う人生で得たモノ失ったモノ

 

「高市内閣」の誕生を待つ?杉田水脈氏の今後

だがそもそも、杉田氏は自民党公認で来年の参院選に立候補できるのか。

森山幹事長が電話で参院選に言及したからといって、なにも公認を確約したわけではないだろう。党の方針などは、時の政治情勢によってコロコロと変るものだ。

安倍氏が亡くなって強力な後ろ盾を失い、杉田氏の政治家としての将来に暗雲が垂れ込めてきたのは紛れもない事実だ。

杉田氏を自民党に引き入れるのに一役買った萩生田光一氏も今や他人の選挙どころではない。裏金と統一教会問題の象徴的存在として「非公認」とされ、東京24区で落選の危機に直面している。

石破政権になって、岩盤保守層の分裂と自民党離れは加速している。その一部は日本保守党などの新興勢力に流れ込むだろうが、なかには自民党支持を固持し、近いうちに高市氏の天下になると信じる人々もいる。

杉田氏もまた高市政権の誕生を願い、雌伏して時の至るを待つ心境なのかもしれない。

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image by: 杉田水脈 Facebook

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