2025年7月5日に起こる大事象は「予言の自己成就」か「予言の自殺」か?人間の思考が未来を書き換える不思議なメカニズム

 

あなたの「祈り」や「念」は通じる

ただ、そうは言っても、冒頭の「小惑星衝突」や「南海トラフ大地震」といったレベルのカタストロフ的災害を前にすると、さしもの人類も無力感にさいなまれてしまいます。

現在の私たちの科学力では「回避」することが難しそうだからです。

しかし、最後の最後まで諦めることは禁物です。たとえ、自分自身には、こうした災厄に対処する力が無かったとしても、諦めてはいけないと思うのです。

そういう困難な状況でも、私たちは不吉な予言を無効化するように「祈る」ことはできるのです。「祈る」という言葉が苦手なら、「願をかける」でも「念を送る」でも構いません。

とにかく、忌まわしい予言を知ったなら、それが実現しないように、「祈り」あるいは「願」をかけ、「念」を送ろうではありませんか。

「2025年7月5日」なんぞ、クソ食らえです。そんな予言は祈り倒して、皆で希望に溢れる7月6日を迎えましょう。

物理学者のデヴィッド・ボーム(David Joseph Bohm 1917 – 1992)やマイケル・タルボット(Michael Talbot 1953 – 1992)の言う「ホログラフィック宇宙論」の視点に立てば、私たちの「意識」は物理的現象をも変えることができるのです。

つまり、「祈り」や「念」は通じるのです。なぜなら、私たちが住むこの広大な宇宙も、私やあなたという個々の意識も、実は同じホログラフィックな「構造」を共有しているのであり、物理的現実の背後にある高次な次元の情報に意識がアクセスできれば、物理的現実を変えることも可能だからです。

まあ、詳細は別の機会に譲りますが、要するに、個人的なレベルにおいても「祈り」や「念」が物理的現実を変える可能性があるのですから、これが集団的レベルで協働すれば、さらに大きな力を発揮するはずだ、というお話です。

つまり、一見不可避に見える「カタストロフ的予言」さえも、あっさり無効化し得るということです。古来より伝わる「加持祈祷(かじきとう)」の類(たぐい)をバカにしてはいけません。

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(メルマガ『富田隆のお気楽心理学』2025年1月8日配信号「予言の無効化」より抜粋。この号の他の記事(「感情の問題」 「イリンクス」 「喧騒を越えて」)もお読みになりたい方はご登録ください。初月無料です)

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