「他者への配慮」で進出国の文化を変化させる日本企業
なぜ、日本は世界平和や道徳を世界に広げる必要があるのかというと、日本企業が世界展開をして、売り上げの5割以上を海外が占めていて、世界の紛争や戦争が起こると、世界展開する日本企業の業績に大きな影響が出るからである。日本は、日本地域を超えて、発展しているからだ。
それと、日本企業が世界に出ると、企業内部で日本文化で経営するために、集団主義的な企業文化ができて、知らず知らずに集団主義的な国民にしている。その企業内部では「他者への配慮」も培われるので、日本企業の進出で、その国の文化も変化することになる。
この企業文化での貢献が大きいのが東南アジアだが、先進国ではインバウンドでの旅行者が帰国後、変化するという。というように、旅行、漫画、アニメ、J-POPなどからも影響されて、世界が変わろうとしている。
縄文人は、自然との共生と自然への謙虚さ、共助と分かち合い、輪廻転生、身分差がない環境などと精神的な理想の状況であり、それを現代人は、今の生活レベルを維持しながら、どうすれば近づけられるのかを考えることであるとみている。
この時代は、日本全体で30万人程度しかいなく、食糧は豊富にあり、十分な恵みがあるので、このような精神文化ができたようでもある。
そして、論語も縄文人社会を理想としていた可能性がある。この時代は豊富な食糧があるので、経済合理性を必要としないので倫理的な経済政策になる。それが朱子学でも踏襲したことで、現代社会に合わなかったのである。
弥生時代に長江文明の呉人や倭人が日本に到来して、コメ文化を日本にもたらし、古墳時代に漢人、韓人が渡来して、鉄や古墳の文化を日本にもたらした。その過程で戦争などの争いも日本で起きることになる。しかし、日本に来られるのは、上流階級の人たちであり、日本に同化している。
今の日本人はDNA的には縄文人のDNA10%、倭人のDNA80%、漢人10%のようである。弥生時代に、揚子江沿岸から日本に逃げてきた人たちが多いようである。日本人には縄文人のDNAがあるので、縄文的な感性があり、「他者を配慮」する性格がありそうだ。
さあ、どうなりますか?
(『国際戦略コラム有料版』2026年6月29日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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