思春期の子を持つ親が絶対に聞いてはいけない5つの質問

 

◆家庭教育アドバイス・・・「質問は人を育てる」

質問=「情報を聞き出すもの」というイメージがあります。

けれども、子どもを持つ親にとっての質問は、「子どもが自ら動くため」の質問です。つまり、「人を動かすための質問」といってもいいと思います。

質問にはなぜ「人を動かす力」があるのでしょうか?

2つ理由があります。

まず、人は「なぜ?」「どうして?」と聞かれると、必ずその答え探そうとする性質を持っているからです。

次に、人は他人から言われたことには従わなくても、自分で気づいたことには積極的行動を起こす性質があるからです。

どちらの性質も、人を動かすための原動力になります。

問われる中で、自分の価値気づきできる自信を深めることができるのです。そして何をしていいのか、わからないときなど、具体化された質問や掘り下げた質問をされることで、やるべきことが見えてくることがあります。

是非、質問する力を鍛え、子どもたち自身に「考える力」をつけましょう。そして、今度は「自分に質問をすること」で「考える」習慣をつけ、自分自身も成長していきましょう。

image by:Shutterstock

 

子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き、毎週月曜、木曜の二回に亘って配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。
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