フランス語で擬声語を意味する「オノマトペ」。実はこれ、人間の潜在的な能力を引き出す効果があるとも言われていて、以前ご紹介した「にゃーと言いながら前屈すると身体がもっと柔らかくなる」のもオノマトペ効果といわれています。多くのアスリートや天才が使いこなしているこのオノマトペを、親子で鍛えられる絵本が、無料メルマガ『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』で紹介されています。
オノマトペ絵本で親子の能力を伸ばす
こんにちは、山口理加です。
たった1語で物事の本質をついたり、潜在的な力を引き出すなど魔法のような力を秘めている言葉に、「オノマトペ」があります。
オノマトペとは、フランス語で擬声語を意味する言葉です。
鳥が「チュンチュン」さえずる
「キンキン」に冷えたビール
「サクサク」家事をする
などがあります。
実は、オノマトペによって最高の力を発揮しているトップアスリートや会社経営者は大勢いるのです。なぜなら、そのような人達は、オノマトペを使うことで、力がでたり気持ちが高まることを身体的・感覚的に知っているからです。
例えば、卓球の福原愛さんが、スマッシュなどで得点をした時に大きな声で「サァー!」というのもオノマトペです。
野球の長嶋茂雄さんは、「ビューッと来たら、バシンと打て」というようなアドバイスを、絶妙な抑揚をつけて、さらに音に身振り手振りを連動させることで、選手に動きを伝えていたのです。
アップルの故スティーブ・ジョブズは、プレゼンテーションの天才と言われていますが、そのプレゼンテーションには、物凄い数のオノマトペが出てくるので、印象的になっています。
アスリートのオノマトペを、身体の潜在力を引き出す「もう1つの筋肉」と考え、効果を検証する研究が進んでいるそうです。
このように、オノマトペを使うことで、親子で才能開発をすることができるかもしれませんね。
それでは、オノマトペを使えるようにするためには、どうしたら良いのでしょうか?
オノマトペを使っている絵本を読むと、親子で楽しみながら、オノマトペを使えるようになります。