6月に急増するいじめ。生徒だけで「いじめゼロ」を実現した事例とは

 

ここに、理想の生徒像のヒントがあるように思います。一人一人が、自制心を持ち、ルールを守り、お互いを尊敬し、かつ尊重できる子供たち。そして何より、悪いものは悪いと言い切れる子供たち。

素晴らしい子供たちの姿が浮かんでまいります。でも、これはまれな事例です。子供たちに「そんな子になりなさい」と言って放っぽりだしては、大人としては無責任です。私たち自身が、子供たちの手本となる生き方、考え方を示さなくてはなりません。こんな子供たちを私たちは育てたいと思っています。

私たちだけではありません。先生たちの多くも同じように考えています。私たちを応援してくださっている先生たちと話してみると「子供たちの役に立ちたい」、「社会で活躍する子を育てたい」という強い志、願いを持っています。特に若い先生はストレートに、その情熱をぶつけて来られます。子供たちと接するなかで、理想と現実が一致しないことにしばしば出会うこともあると思います。しかし、理想を忘れてしまったら未来は無意味になるように思います。

私たちは、今、苦しんでいる子とともにいじめに立ち向かっています。6月はいじめが発生しやすい時期です。ほんの少しでも不安に思ったら、ご遠慮なくご連絡ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤一明

image by: Shutterstock

 

いじめから子供を守ろう!ネットワーク
「いじめ」と学校の「いじめ隠ぺい」から、子供たちを救うための、父母によるネットワークです。いじめの実態やいじめ発見法、いじめ撃退法、学校との交渉法、いじめ相談などを掲載します。
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