合わせ方は「ドレスとカジュアルのバランス」を意識せよ
さて、前述の通りですが
「チープカシオは何にでも合うし!オシャレ!」
なんて説明丸投げの解説も目立ちますが・・・もちろんそんなワケはありません。
ファッション的に合わせるべきスタイルを少し考えてみましょう。
チープカシオといってもいろいろありますが、多くはカジュアルなデザインのものでしょう。
こんな感じのカジュアルデザイン。
何を持って「カジュアル」と言っているか?と問われれば、「スーツを連想してください」と答えます。
スーツスタイルに使うものがドレスであり、それ以外がカジュアルであるという定義が最も「ドレスとカジュアル」を簡単にわかりやすくしてくれます。
スーツには基本、アナログ時計、シンプルなものを使いますね。
逆にこういったデジタルで装飾のある時計はカジュアル時計です(感覚的にも分かるかとは思いますが)。
KnowerMagで何度も述べている「ドレスとカジュアルのバランス」から考えれば合わせ方はわかります。
カジュアルな時計を、Tシャツやデニムスタイルで合わせてはいけません。
スタイルを言葉通りチープで子供っぽいものにしてしまいます。
合わせるならばドレスライクなスタイルです。
こういったドレスライクなカッチリとしたスタイル。テーラードジャケットやシャツやニットなどを使った小綺麗なスタイルに合わせてこそ、時計がチラリ見えた時に「グッとくる」のです。
こういった「ドレスとカジュアルのバランス」こそがメンズファッションをオシャレにさせる秘訣です。
洒落たジャケットからチラリとのぞくからこそオシャレに見えるのです。「チープ」をチープに使ってはいけません。
おしゃれの本場である海外のファッションスナップ見れば分かる通りです。
「街着のオシャレ」とはミックス感が大事です。
スニーカーをデニムやTシャツなどではなく、スラックスや細いパンツ、ジャケットなどに合わせるからオシャレになるのです。
ミックス感、「ドレスとカジュアルのバランス」こそがオシャレの方程式です。
「じゃあチープカシオはTシャツ、デニムにつけちゃいけないの?」
と思うかもしれませんが、デザインを見て、論理的に考えれば判断がつくはずです。
このようにアナログ時計でシンプルなデザインのチープカシオならば、Tシャツやデニムスタイルのドレス要素(わずかですが)として機能してくれるでしょう。
オシャレやコーディネート、組み合わせや着こなしというのは、決して感覚的に語られるものではありません。
客観的に見て「あの人オシャレだね」という評価がされるということは、一定の法則があるということです。
論理性を意識して、「どれにどれを合わせればオシャレなのか?」を考えれば、オシャレは誰でも簡単に、お金もセンスも使わず、明日にでも実践できるものなのです。
巷で流行の「チープカシオ」。
流行だからと思考停止で合わせたりせず、論理性を持って組み合わせを考えれば、あなたを自然と「ほかの人と違う、目立つオシャレさん」にしてくれることでしょう。
image by: Instagram(@hrrrrrr6)
『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』
著者/KnowerMag MB
現役メンズファッションバイヤーであり、月間100万PV以上を誇る人気サイトKnowerMag運営者。読んで実践すれば必ずオシャレになれるメルマガは読者急増中!
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