新春の京都で開運。日本最古、都七福神をめぐる贅沢な時間

 

六波羅蜜寺

 

963年、空也が開いた真言宗智山派の古刹で西国三十三ヵ所第17番札所です。公共交通機関は市バス「清水道」下車徒歩約10分、京阪電車「清水五条駅」下車徒歩約10分です。「えべっさん」を祀る恵比須神社からは歩いてすぐです。

日本史の教科書に写真が載っている有名な空也上人像、平清盛公坐像など平安、鎌倉時代の優れた彫刻が見どころです。

弁財天

七福神で唯一の女神。水を神格化したもので、言語や音楽の神として尊信されています。また、金運・財運の神として福徳自在のご利益とされています。

● 都七福神めぐり 六波羅蜜寺

赤山禅院

 

比叡山の西麓にある延暦寺の境外塔頭です。公共交通機関であれば市バス「修学院離宮道」から徒歩約15分、叡山電車「修学院駅」から徒歩約20分です。

慈覚大師円仁の遺命により888年に天台座主安慧が創建しました。本尊は陰陽道の祖・泰山府君(赤山明神)で京都の表鬼門にあり、王城鎮守方除けの神として信仰されています。

拝殿の屋根には檻(おり)に入った神猿が京都御所を見守っています。

福禄寿

南極星の精・泰山府君を人格化した神で、幸福・高禄・長寿の三徳をあたえられたとされています。

商売繁盛・延寿・健康・除災を祈願します。

● 都七福神めぐり 赤山禅院

赤山禅院は以前もメルマガで取り上げています。

● 京都を1200年守り続ける4匹の動物と、清水寺の片隅にある悲しい物語

革堂(こうどう)

 

正しくは行願寺(ぎょうがんじ)どいい天台宗の寺で、西国三十三カ所第19番札所です。公共交通機関は市バス「河原町丸太町」から徒歩5分、京阪電車神宮丸太町駅から徒歩約10分です。

かつて鹿を射止めた行円(ぎょうえん)が、仏心を起こし、1004年に建立した寺です。鹿の皮の衣を着たので皮聖(かわのひじり)と呼ばれ寺は革堂と呼ばれるようになりました。

寿老人

中国の老子が天に昇ってなったという仙人の姿です。寿老人は3,000年の長寿を保つ玄鹿を従え、人々の難を払う団扇を持っています。そのため福財・子宝・諸病平癒・長寿の功徳ありといわれています。

● 都七福神めぐり 革堂(行願寺)

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