新春の京都で開運。日本最古、都七福神をめぐる贅沢な時間

 

萬福寺

 

黄檗(おうばく)山萬福寺は1661年に中国僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)によって開創されました。インゲン豆の名付け親の隠元和尚です。

隠元は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省にある黄檗山萬福寺の住職をしていました。当時日本からの度重なる招請に応じ、1654年、63歳の時に日本に来ました。宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けました。その後、幕府の政策等により宗派を臨済宗から黄檗宗と改宗し現在に至ります。

公共交通機関はJR奈良線「黄檗駅」、京阪電車「黄檗駅」ともに下車徒歩5分です。

布袋

中国・唐の時代に実在した僧・契此(かいし)がルーツとされ、中国では弥勒(みろく)菩薩の化現として信仰されています。

● 都七福神めぐり 萬福寺

以上が都七福神めぐりの7ヶ所になります。地元京都の方や京都が好きな方であれば知っている場所ばかりですよね?

松ヶ崎大黒天と赤山禅院は共に修学院駅から歩いて行けます。革堂は寺町通りにあり、極上ほうじ茶で有名な一保堂より少し北に上がったところです。市内中心部にある恵比須神社と六波羅蜜寺の2ヶ所は非常に近くお互い目と鼻の先です。東寺は京都駅から1駅ですし、萬福寺も京都駅から黄檗駅までJR奈良線で20分、下車徒歩5分ぐらいです。

私は1日で駆け足で周ってしまいますが、2日もかければ余裕ですよね! 皆さんも是非一度試してみてはいかがでしょうか? 車ではなく公共交通機関を使うと結構いい運動になると思いますし印象に残る初詣になること間違いなしですよ!

いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。

 

 

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