新春の京都で開運。日本最古、都七福神をめぐる贅沢な時間

 

恵美須神社

 

鎌倉時代1202年、栄西禅師が建仁寺建立の時にその鎮守として創建されました。七福神の一つゑびす神を祀っています。そのため恵美須神社は商売繁盛家運隆盛で大衆の信仰を集めています。例年1月8日~12日の十日ゑびす(初ゑびす)大祭は多くの人で賑わいます。

公共交通機関は市バスであれば「四条京阪前」下車徒歩約5分、京阪電車「祇園四条駅」下車徒歩約5分です。

ゑびす神

商売繁盛・旅行安全・豊漁等の守護神で庶民救済の神といわれています。知恵を働かせ体に汗して労働に従事していれば必ず福財を授けてくれると伝えられています。

● 都七福神めぐり 恵美須神社

松ヶ崎大黒天

 

五山送り火の「妙法」の字で知られる松ヶ崎東山「法」の下にある妙円寺の別名が松ヶ崎大黒天です。公共交通機関は市バス「松ヶ崎大黒天」から徒歩5分です。電車だと叡山電車「修学院駅」から徒歩約10分、地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」からは徒歩約20分といったところです。

江戸時代1616年、日英が創建した時に法華経の守護神として大黒天を祀ったのがはじまりです。以後、「松ヶ崎の大黒さん」として全国から参拝者がお参りするようになりました。

大黒天

打ち出の小槌を持ち笑みを浮かべる姿から福財の神といわれています。日本では商売繁盛の守り神とされています。

● 都七福神めぐり 松ヶ崎大黒天(妙円寺)

東寺

 

真言宗の総本山で世界遺産でもある名刹です。公共交通機関は市バス「東寺西門前」「東寺南門前」「東寺東門前」「九条大宮」下車すぐです。

794年の平安京造営に際し国家鎮護のため羅城門の東に創建された歴史ある大寺院です。823年、弘法大師・空海に下賜された後は真言宗の総本山として栄えました。

講堂には大日如来を中心に国宝の五大明王などの仏像を安置し、立体曼荼羅として有名です。金堂は豊臣秀吉の子・秀頼の再建で、日本一高い五重塔は徳川家光の再建です。大師堂は、弘法大師在世時の住房で、弘法大師像と不動明王坐像が安置されています。

毘沙門天

北方の守護神で仏教を守護する神様です。毘沙門天を信仰すると十種の福を得るとされています。かつては菅原道真や平安時代の書家・小野道風も信仰していたといわれています。

● 都七福神めぐり 東寺(教王護国寺)

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