日本で最初にセーラー服を採用した女子校はどの都道府県にある?

 

日本初の小学校設立。明治2年に日本初の近代小学校である「上京第二十七番組小学校」(現:柳池(りゅうち)中学校・京都市中京区)が誕生しました。当時、京都では上京、下京のそれぞれに「番組」と呼ばれる学区がありました。その64の番組ごとに小学校が創設されたので、「番組小学校」と呼ばれたのです。

国が定めた学制領布は明治5年のことなので、全国より3年も早く、京都には小学校があったのです。ちなみに最近でも京都コンピュータ学院は日本初のコンピュータ専門学校で、美山高校は日本初のインターネット通信制高校です。

日本初の商業用水力発電所稼動。明治24年、京都の近代化を進めた大事業「琵琶湖疎水」の一環として、日本初の水力発電所が蹴上(けあげ)に完成しました。水力発電事業は当時の京都の産業発展の原動力となり、それから100年以上経った今でも、京都市に電気を供給し続けています。現在この発電所は関西電力の管轄として今でも現役です。

路面電車も京都が初。明治28年、琵琶湖疎水事業のおかげで、京都の街には日本初の路面電車が走るようになりました。東洞院塩小路から伏見油掛通りまでの、約6キロの距離です。長年京都人に愛されましたが、昭和53年に全線が廃止され、主に市バスに取って代わられてしまいました。

駅伝競走も発祥は京都。大正6年4月27日、日本初の駅伝競走が行われました。当時はお正月ではなく、4月だったのですね~。東軍と西軍の2チームが、京都の三条大橋から東京の上野不忍池の間、514キロ、23区間を3日間を走り続ける過酷なレースでした。箱根駅伝の比じゃないのが驚きます。

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