ぜひ話を聞くときは、目の前にいる人の「気持ち」に注目しながら聞いてあげましょう。どんな人でも、自分の気持ちを聞いてほしいもの。これはまさに熱望ともいえるものです
会話がはずむ一番の近道は、聞く力をつけることです
相手の反応がよくないときというのは、話したいことが話せなかったり、中断されたりして意欲がそがれているとき
たとえば、「会社をやめたい」と言われたら、どうすればいいと思いますか。「何があった?」「やめてどうするの?」などと先を急がず、そこにある気持ちに焦点を当ててください。「やめたいぐらい嫌なことがあったんだね」「そんなにしんどかったんだ」などと、気持ちをくみ取る言葉を投げかけると、その人は自分の気持ちをわかってくれる人が現れた喜びで、もう話は止まりません
人が話をするとき、聞き手に求めているのは「反応」です
わかりやすいサインが出たら、必ずそこに共感しよう
バリエーション豊富な「共感の言葉」をもった人のほうが、話し手の喜びをより大きく刺激するのはまちがいありません
会話で大事なのは、「お互いがどんな人かわかる」ように話したり聞いたりすることです。そのために「自分がどんなときに、どんな振る舞いや選択をするか」に意識を向けます
聞くほうも、人柄がわかる話は突っ込みやすい!
「雨が降りそうな日、出がけに傘を手にするのは降水確率何%から?」こういうテーマで会話をすると、互いの個性が表れますし、思わぬエピソードが飛び出したりして、話しやすい雰囲気が生まれます
「弱さ、いたらなさ」を出したほうがいい
「ムッとくることもあるでしょう」と聞いてみる
「嫌になることもあるでしょう」と言ってみる
モノ、出来事ではなく「相手」に注目する!
ちょうど昨日、会話で手痛いミスをしたばかりなので、耳に痛い話が多かったです。
結局、人間は共感して欲しい生き物。他人に上手に共感できない、そもそも対人関係が苦手、という人におすすめの一冊です。
image by: Shutterstock.com