【書評】漫画だから分かりやすい。どんな人とも会話を弾ます方法

 

ぜひ話を聞くときは、目の前にいる人の「気持ち」に注目しながら聞いてあげましょう。どんな人でも、自分の気持ちを聞いてほしいもの。これはまさに熱望ともいえるものです

会話がはずむ一番の近道は、聞く力をつけることです

相手の反応がよくないときというのは、話したいことが話せなかったり、中断されたりして意欲がそがれているとき

たとえば、「会社をやめたい」と言われたら、どうすればいいと思いますか。「何があった?」「やめてどうするの?」などと先を急がず、そこにある気持ちに焦点を当ててください。「やめたいぐらい嫌なことがあったんだね」「そんなにしんどかったんだ」などと、気持ちをくみ取る言葉を投げかけると、その人は自分の気持ちをわかってくれる人が現れた喜びで、もう話は止まりません

人が話をするとき、聞き手に求めているのは「反応」です

わかりやすいサインが出たら、必ずそこに共感しよう

バリエーション豊富な「共感の言葉」をもった人のほうが、話し手の喜びをより大きく刺激するのはまちがいありません

会話で大事なのは、「お互いがどんな人かわかる」ように話したり聞いたりすることです。そのために「自分がどんなときに、どんな振る舞いや選択をするか」に意識を向けます

聞くほうも、人柄がわかる話は突っ込みやすい!

「雨が降りそうな日、出がけに傘を手にするのは降水確率何%から?」こういうテーマで会話をすると、互いの個性が表れますし、思わぬエピソードが飛び出したりして、話しやすい雰囲気が生まれます

「弱さ、いたらなさ」を出したほうがいい

「ムッとくることもあるでしょう」と聞いてみる

「嫌になることもあるでしょう」と言ってみる

モノ、出来事ではなく「相手」に注目する!

ちょうど昨日、会話で手痛いミスをしたばかりなので、耳に痛い話が多かったです。

結局、人間は共感して欲しい生き物。他人に上手に共感できない、そもそも対人関係が苦手、という人におすすめの一冊です。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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