「やらない後悔」より「やっちまった」が多い方が業績が上がる訳

 

たとえば、営業力を高めようということになり、社内で賞レース的なイベントを開催することになったとします。しかし、そのイベントを取り仕切るのが面倒だとか、イベントを盛り上げるために準備するものが出てきて、時間がなかなか取れないとか、なにかにつけて言い訳をし、企画自体が尻つぼみになっていきます。

でも、もともとこれまでは、そんなイベントをしたことがなかったので、やらなかったとしても別に問題ない。別にそのイベントをやらないからといって、収支的には現状維持、むしろ、経費がかからなくて済むと考えます。

しかしながら、行動力がある人というのは、「やろうと決めたことをやらなかったことがデメリットになる」「やろうとしていることをやらないことの方がリスクが大きい」ということがよく分かっています。とりあえず、決めたことは結果はどうあれやってみる。たとえ失敗してもそこで得られるものがたくさんあることを知っているのです。

なにもやらないということは、現状維持のように見えて、実際は、本来得られたはずの経験や取り組んだことによって得られたはずの知識やデータなどを得ることが出来ない、よって、それらを今後の糧に出来ないというマイナスでありデメリットなのです。ですから、行動力がある人というのは、自分で行動しようと決めたら、それをやらなかったことに対するマイナス面や後悔を考えやってみるのです。

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