プレゼンはあえてボケ倒す。ボケ・ツッコミの応酬が成功を導く

 

何か突発的な質問が出た時に、「おっ、よくぞ聞いてくれました!」「おっ、いい質問が出ましたね!」と質問や質問者を持ち上げる人がいますが、これはツッコミが入ることで流れを作れる人です。

ツッコミというのは厄介なものに見えるので、普通は「ちょっと黙っててよ」と思いがちですが、そのツッコミが来たことで、きちんと流れができているのであれば、話が間違っていないというイメージになるのです。

ツッコミを入れられないように、もしくはツッコミを無視するようにしたら、強引な話の作り方だと思われるということです。

だから、ツッコミを入れてもらうほうがいい。

つまり、プレゼンというのは、自分たちの主張だけを固めて構成するのではなく、聞く側がどう思うか、どういうことに疑問を持つか、という聞く側の視点や感情も組み入れて作り上げなければならないということです。

そして、一歩踏み込んで言えば、プレゼンを聞く側もまた、プレゼンをする人にツッコミを入れて流れを止めようとするのではなく、流れが加速するようなツッコミを入れられる人ほど一流だったりします。

 

【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
・自社の製品やサービスを、長老が子供に説明するという会話文をノートに書いていく。ただし、子供役の会話は必ず疑問系でなければならない。

image by:Shutterstock

print
いま読まれてます

『黒田勇樹が働かずに生きていくためのメルマガ「黒田運送(便)」』
元俳優、現在フリーターの黒田勇樹が日々の思いなどを適当に綴りながら「メルマガで生活できるだけの収入を得ることができるのか」を検証していくメールマガジン。
<<登録はこちら>>

  • プレゼンはあえてボケ倒す。ボケ・ツッコミの応酬が成功を導く
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け