頭でっかちの人間はさようなら。「大学入試改革」で変わること

 

ごく単純に言えば、頭でっかちで答えがわからないと動けない人間は必要とされない。知識がある上で、答えが見えない場合でも根気強く考えて解決しようとする人間が求められる

こういった人間は、学校の中だけでは育たない。本当に未解決の問題は、学校の外にあるからである。例えば、3.11からの復興問題。超高齢社会の問題、こうした未解決の大問題に向き合い、その解決の糸口を見つけるには、まず現場に出向くことである。よって、大学入試においても、ボランティア活動の経験は必須になっていくだろう。社会のために貢献することが真に自分のためにつながる、という実感は、体験を通してしか得られないからである。

広く日本の社会に貢献し世界に貢献しようという志のある人物の育成

これこそが、現在の教育の目指す方向ではないかと考えている。

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