職場、学校、マンションなど、防災設備があるところでは、年に2回、消防設備点検が行われていると思います。そういった時に、消火器はどのような点検をしているのでしょうか。外観の汚れをチェックし、ホースやノズルの目視チェックがされたあと、消火器をひっくり返して、中の粉末が「サラサラ~」と流れているかを聞いています。固まっていると音がしません。また、半年に1回でもひっくり返すことで、中の薬剤が固まるのを防ぐことにもなります。それでも数年に1回は薬剤の交換がされます。
そういったところもプロの業者さんにアドバイスを聞いておくと、安心していざという時に使えますね。
もちろん火事が起きないことが一番いいのですが、ちょっとしたことで炎が燃え上がることだってありえます。そんな時に、あわてず、落ち着いて消火作業ができるように、日頃から心がけておきたいですね。
「消火器なんて使ったことないからわからない」というところから一歩踏み出して、「これがあれば最初の段階で消せるぐらいにはなっておこう」と思っていただけると幸いです。
image by: Shutterstock.com