人気コンサルが若き日の屈辱から生み出した「役割シート」の効用

 

こんな経験から、今、各ご支援先では「役割シート」なるものを店長に活用してもらっている。

今日の想定売上。各スタッフの担当。

各スタッフに対して、その日に起こりそうなことを店長が想定し注意点や各人の課題を記入する欄を設けている。そして、一日の営業が終わると、各スタッフに自分の振り返りをしてもらって、その振り返りに対して、店長がフィードバックする。

このシートを店長が使うようになることで、スタッフに対しても、その日の営業をイメージさせることができるとともに、目標設定もさせることも可能となる。これは、店長にその日の営業の計画を立てさせ、実行し、振り返りをし、さらに改善し、明日に活かす、つまり、PDCAを毎日効果的に行えるように考えた仕組みということだ。

仕事を効果的にするには、PDCAが大切だということは、皆さんご存知のはず。しかし、これを「店の仕組み」として落とし込みができないと、店長が勝手にPDCAを回すということは期待できない。この「役割シート」は、毎日の営業を効果的に行うための仕組みとしてすごく効果的である。

image by: Shutterstcok.com

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