経営の基礎を学ぶ
これは、MBAとは少し内容が違います。学科は
- 企業経営理論
- 経済学、経済政策
- 運営管理(生産管理、店舗管理)
- 経営法務
- 経営情報システム
- 財務、会計
- 中小企業経営、中小企業政策
の7つです。どれも基礎の基礎を学びますが、これが私の役に立ちました。それまで、経済学も生産管理も情報も学んだことはありません。財務や会計だってあやふやな知識です。これを何年もみっちり勉強したことが、今の仕事に役立っています。つまり、経営の全体像が見えるようになったのです。
これらのことを学ぶには、独学では難しいでしょう。やはり専門機関の力を借りることです。ですから、あの若い勉強家の経営者にも、経営の基礎を体系的に学ぶことを勧めてみようと思います。
実は、このことはあなたにも必要なことではないでしょうか。スポーツショップの経営者の中で、勉強好きな人はそうはいません。しかも、座学よりは実学の方が確かだと言う人もいます。間違ってはいませんが、やはり座学があってこその実学です。そのことを、もう一度考えてください。
そして、基礎を学ぶと応用がききます。逆に、応用事例をみても、その基本的な意味が分かるようになるのです。ぜひ、基礎を体系的に学びましょう。それがお店をより発展させることにつながると信じます。
■今日のツボ■
- 経営の基礎を体系的に学ぶと良い
- 基礎を学べば、応用ができる
- 基礎は専門機関で学ぶと効果的である
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