【眼精疲労対策に、「米を噛む」】
ストレスフルな日常生活による眼精疲労や頭痛、肩こりをするひとは、いつも強くかみしめていることがあります。とくに、強く噛むときには、側頭部にある「側頭筋(そくとうきん)」という筋肉をよく使います。「固い米を噛むときに、よく動く」ので、目尻の外側を「こめかみ」という俗説もあるほど。
緊張、ストレス、寝不足が原因の眼精疲労(疲れ目、頭痛、肩こり)と、ドライアイを感じたら、食事をよく噛むようにしましょう。こわばりかみしめ続けているアゴを、意識的によく動かすことで、眼球への血流がよくなり、眼精疲労や肩こり、頭痛の対策になります。
気分転換に、直接「側頭筋」を指先でもみほぐしてもよいです。場所は、耳の周り。つまんでみると、固くこわばっているし、口を開け閉めすると、よく動く筋肉なので、すぐにわかります。
なにかと目や脳へのストレスの多い時代。もしかしたら、今後、白内障の発症年齢は、もっと早くなるかもしれませんね。意識的に目をいたわる生活は、過度なスマートフォンやパソコンの画面を長時間眺めることを予防したり、寝不足や飲食の不摂生を気づかうきっかけになるかもしれませんね。
眼球の血管はとってもこまかい。良い血液の循環が、こんな末端まで充分行き届くような、ゆとりのある生活を過ごし続けたいな。
ぼくも、パソコンに向き合う時間、ちょっと長いかも。先々の目の養生のためにも、ちょっと自重しようかと思います。できる範囲で、ね。
image by: shutterstock.com
ページ: 1 2