では次は西暦で見てみましょう。
昭和の場合は1925年を基準に使います。この1925年というのはずっと変わらない定数と思っていただければ。さっきの昭和38年生まれの人であれば、1925年+昭和38年=1963年が生まれ年。
2019年-1963年=56歳。
1963年生まれです!って言われたら、そっから1925年を引けば昭和38年が生まれ年。あと、先に今年は何歳ですって言われたら、例えば今年60歳になった人であれば昭和94年-60歳=昭和34年生まれ。昭和34年を西暦に直したら、1925年+昭和34年=1959年が生まれ年。あ、何月生まれかはちゃんと聞きましょう(笑)。
次は大正生まれの人!大正は15年まで存在します。大正12年生まれの人は今年は何歳になるのか。大正を今年で表すと大正108年になります。
大正108年-大正12年=96歳。
ちなみに、西暦だと大正は1911年を基準にします。1911年は定数。ずっと変わらない。大正12年生まれの人は、1911年+大正12年=1923年が生まれ年。
2019年-1923年=96歳。
じゃあ例えば…「ワタクシは1921年生まれです(´▽`)!」って言われたら、大正何年生まれか?もうわかりますね。
1921年-1911年=大正10年が生まれ年。そして年齢は大正108年-大正10年=98歳。
あと、参考程度で明治を見て見ましょう。明治は45年まで存在します。明治を今年で表すと明治152年になります。明治43年生まれの人であれば、明治152年-明治43年=109歳。
西暦だと、明治は1867年を基準にします。これもずっと変わらない定数。明治43年生まれの人なら、1867年+明治43年=1910年が生まれ年。
というわけで、これらを知っておくと年金のような人の生年月日がわんさか出てくる場面でいろいろ応用が利きます。