今の20代は、もしかしたら、「放っておいてくれる店」「自分たちのタイミングで何かしてくれる店」が“いい店”だと思っている節がある。
なので、こっちが「当たり前にやるべき」と思っていても、スタッフは、「言われればやればいいんじゃないの?」というギャップが、店の接客レベルを高める上での大きな障害になっていることが多いということだ。
そこで、冒頭の「当たり前行動」という行動を意識的に作り、「いついかなるときも、この5つを徹底しよう!これができないと、お客様の不満になる!」という号令をかけて、僕のご支援先で取り組んでもらっている。
この5つの行動を「いついかなるとき」もできるようにするには、実は、早いところで半年近くかかるのだが、一生懸命取り組んでくれるところは、確実に成果を出している。
- 客単価が上がった
- 当たり前行動をすることによって、お客様から“呼ばれる”回数が減り、いい意味で店主導で店を動かせるようになった
- 接点が増えることで、お客様の会話が増えた
- バッシングが徹底されるので、お客様の入れ替えのための時間が短縮された
- アルバイトが、「何をやるべきか」が明確になり、アルバイトが主体的に動けるようになった
- アルバイトへの目標を設定しやすくなった
などなどのメリットが、各社・各店から上がってきている。もちろん、一番は、お客様満足度が向上することによって、売上アップににつながる店が多い!
さて、あなたの店でも「当たり前行動」を実践してみては?この行動を始めることで、色々なメリットとそして課題も明確になり、よりやるべきことが明確になりますよ!
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