日本人が今すぐ「英会話」をあきらめるべきワケ。アメリカ在住20年の結論

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この秋、初の著書『武器は走りながら拾え!』を刊行したNY在住20年、米国の邦字紙『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さん。各地で講演やトークショーを行い、日本人にとって相変わらず「英語は高い壁」と感じたそうです。そんな高橋さんは、自身のメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』で、「映画を観てもわかるのは10%」とカミングアウト。英語力に限界を感じてからのほうが意思疎通がスムーズになったと、ニューヨークでの成功の秘訣とも言える逆転の発想を伝えています。

日本人の英語力には「限界」がある

日本各地で生意気にも講演会やトークショーといった類(たぐい)のお仕事をこの秋にやらせて頂き、気が付いたことがあります。当たり前のことかもしれませんが、各地、場所は違えど、参加者からの質問内容が酷似しているということ。講演会のテーマが、基本似ているので当然といえば、当然ですが。

もともと書籍の出版イベントのトークショー。その書籍自体の売りが「大学中退、英語力ゼロ、海外旅行経験ゼロ、憧れと衝動だけでNYに新聞社を作った男の行動メソッド」なので、当然、質問は「英語、話せなくて苦労しませんでしたか?」に集中します。

英語関連の質問をされるたびに、令和になった2019年の今でも、まだ、そうなのか、と少しだけ思ってしまいます。日本人にとってみれば、確かに英語はいつまで経っても「高い壁」なんだな、と。文法から発音、すべてが違う言語なので、そりゃあ、確かに、難攻不落の敵に違いない。

結論から言うと、英語に関して、僕は苦労しかしなかったし、これからも苦労します。

「ちなみに、20年アメリカに住んでいますが、いまだに苦手ですよ。映画観ても30%しかわかりません」と答え続けていましたが、実はそれもカッコつけています。ここだけで正直なことをカミングアウトすると「10%」です。ハリウッド映画なんて、こっちで生まれていない限り、すべてを字幕スーパーなしで理解するなんて不可能。ジャンルにもよりますが、世間一般でいうところの英語ペラペラのうちの奥さんですら、理解度は「50%くらい」と言います。

たとえば、仕事がら、当然のように5、6人のアメリカ人の中に僕だけ日本人というミーティングの状況になったりすることもあったりします。はっきり言って、お手上げです。彼らが会話のすべてをワードに打ってくれて、紙片でそれを読んでいいのならば、まだ理解できるかもしれない。それでも40%理解できたらいい方だけど。会話(音声)だけなら、せいぜい20%。いや10%かもしれない。「何についてのディベートか」がギリギリわかる程度。

で、連中は当然のようにジョークを挟んできます。僕以外のみんなが爆笑する。でも、ついていけていないとバレると面倒なので、いちおうは唇の右端だけを持ち上げる。そんな時の自己嫌悪も20年もすれば慣れます(笑)。それに、たとえ、理解できたところで、そう面白くないのは間違いないし。松本人志の10分の1の笑いのセンスもないことは明白だし。ここで肝心なのは――。

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全米発刊邦字紙「NEWYORK BIZ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ1000人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる。初の著書『武器は走りながら拾え!』が2019年11月11日に発売。

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【著者】 高橋克明 【月額】 初月無料!月額586円(税込) 【発行周期】 毎週水曜日

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