ちょっと高くても一生モノとして使えるから…と、つい「一生モノ」を言い訳にして高い買い物をしてしまった経験はありませんか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「一生モノ」の定義とその買い物スタイルの注意点を紹介しています。
「一生モノ」で失敗しないために
さて、本日は「一生モノ」のお話。
買い物スタイルっていろいろだと思うんですが、そのスタイルの中で多分一番難しいのが
・一生モノ
なんじゃないかと思っています。
いや、ほら、つい言いませんか。
・一生モノだもんね♪(だからちょっと高くてもいいよね)
って。この一生モノってのは、予算をオーバーするときの言い訳になりやすいんですよ。あれ、私だけ?
でね。買い物スタイルとして、これは良く考えてみるべきだと思うんです。買い物スタイルを極論すると
・一生モノ VS 使い捨て
になるでしょう。高価なものを買ってメンテしながら使い続けるのと、安価なものを買って次々最新のものを買い直し続ける。これが両極ですよね。このうちのいずれを選ぶのかは、基本的には
・個人の好み
でしょう。一生モノの方がいいだなんて、そーーんなこと言いません。使い捨てって言い方がそもそも良くないですが、
・常に最新型
だと思えば、その良さも理解できるはずです。
この典型は、実は
・家電
でしょうね。どんどん機能が良くなっていくので、つまり今既に持っているものは、使い捨てられる運命にあることになります。
しかも、どこかの部品が生産中止になればもう直せません。この意味で、家電の一生モノは、ほとんど存在しないのではないかと思います。
逆説的ですが、機能がシンプル…というかほぼ単一の機能しかなく、電化部品がなさそうな、動力が人力であるようなメカがあれば「最新型」を気にする必要がなく、むしろ骨董的な価値が出るのでしょう。たとえば、なんだろ。蓄音機とかカールツアィスのカメラとか、手動の扇風機とかですかね。