日本経済の凋落は“コンプライアンス・バカ”のせい。なぜ人材が小粒化してしまったのか

2022.06.13
1987
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経済大国だったはずの日本がなぜ、こんな現状になってしまったのか。日本の凋落ぶりを嘆き、不思議に思う人は多いでしょう。そこで、今回のメルマガ『熱血日記』では外資系金融機関で30年間の勤務経験を持つヒデキさんが、その理由はコンプライアンスにあるとして、持論を展開しています。

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コンプライアンス・バカが増えた民間。法令順守をやり過ぎて人材の小粒化が進行

最近、経済の落ち込みぶりが心配になるくらいのニッポンですが、往年の経済大国ぶりを知る人からは、「なぜこんなていたらくになってしまったのだ?」と、急激な経済の縮小ぶりを不思議がる声が後をたちません。

少子化の進行や輸入インフレばかりメディアに上がりますが、それ以外にも100くらい理由があります。ニッポン経済が復活するための提言です。

「日本は起業率は高いのに、GAFAクラスのグローバル企業が産まれなくなってしまった」と、よく言われます。日本の企業数は約300万社もあり、社長さんの数が大阪市の人口とほぼ一緒、というくらいに社長さんがそこら中にいるほど起業率が高いです。

ところが、従業員数10人未満の中小企業が多く、産業界から世界の基準を握るような革新的企業が産まれてきません。IT時代到来となり、巨大な新興企業が産まれてくるのは米国や中国ばかり。

かたや日本はどうかというと、戦争直後や高度成長期、バブル期に生まれたような創業者人材が起こす大企業が産まれくなりました。

人材育成に問題があるのと、企業社会がコンプライアンス部や法務部の設立と、あまりに法令順守をまじめにやり過ぎて、働く人が委縮してしまったところに大きな原因があります。社内結婚も“社内恋愛禁止”のためにできなくなり、少子化に拍車をかけてしまいました。

自由奔放に社員を伸ばしておけば、革新性や創造性に満ちた社員が、新機軸の製品やサービスを考案してくれるのに、規制遵守ばかり業務の最優先に掲げるようになった2000年頃からダイナミズムが失われるようになりました。

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