たった10坪の厨房で月商800万の衝撃。宅配弁当店の製造戦略とは?

 

計画製造の捉え方

  • 目標月商を決める
  • 食材別の想定出数を決める
  • 食材別の在庫回転を決める

このように進めていきました。

例えばこんな感じです。

  • 目標月商300万円
  • 月間食数は2,000食(単価1,500円)
  • 南瓜の煮物は1,400食
  • 南瓜の在庫回転は2週間
  • 1回で700食仕込む

このような考え方です。少量をちょこちょこ仕込み・調理するよりも、まとめて一気にやった方が当たり前ですが、人時売上は良くなります。

あとは在庫回転です。売れないものを過剰在庫してもいけませんし、「何がどの程度出るのか」これの把握を正しく行えるかどうかが大切です。

そのため、「食材SKUは少なくする」のが重要なポイントになります。品揃えは多いようで似た食材が多いので、店舗での管理は楽になる。このバランスが大切になります。

出数が多いものは「在庫2週間」ルールとし、それのストックが可能な分の冷凍庫を10坪のキャパに詰め込みました(扉が全開に出来ないくらい詰め込んでます。笑)。

1件500万円の大口対応

高級弁当宅配だと坪月商50万円はいけるので、10坪だと500万円は設備的にいけます。しかし今回は月商800万円。

内訳で見ると、

  • 通常:300万円
  • 大口:500万円
    (ゴーストで+50万円程)

このような感じです。この500万円をどう作るかがポイントでした。

3つの大きな問題点

月商500万円は数ヶ月前から決まっているため、計画製造自体は何の問題もありませんでした。

ただ重要になってくるのは、

  • お米をどうするの?
  • 保管場所どうするの?
  • 物流をどうするの?

この3点でした。
これの詳細をみていこうと思います。(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2022年6月20日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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