なぜ、2024年になると都会の人たちは新鮮な食材が買えなくなるのか

Fresh vegetables on shelf in supermarket for background
 

この大きな問題を解決するには、物流業界だけではなく、物価の見直しや国民全体の収入アップまで、考えなければならないのです。

運送料を上げ、ドライバーの賃金を上げ、そのコストを吸収できるよう、商品の価格も上げる必要があります。

それを買うための、消費者の収入アップを図ります。

消費者を雇用する企業は、賃金アップのために、商品の価格を上げます。

つまり、物流のために商品の価格は上がり、賃金アップのためにも上がるのです。

商品の価格が急上昇しなければ、この問題は解決できないということです。

しかし、現実的には不可能です。

根本から改善することはできないのです。

物流業界は対策として、ドライバーの負担を減らす、「運送のリレー形式」を考えていますが、バトンを渡す大きな場所や人手の問題があります。

「やらないよりはマシ」なのですが、その効果は小さなものです。

期待できる策のないまま、2024年を迎えてしまうのでしょうか。

政府は、業界に丸投げしたまま、何もしません。

どれほど大きな問題なのかがわかっていないのです。

欲しい物がすぐに手に入る、豊かな日本ではなくなるのかもしれません。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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