仕事ができる人は「解像度」が高い。じゃあどうやって上げるの?

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仕事ができる人になりたいけれど、どうすればいいのかわからない。そんな人には「解像度をあげる」トレーニングはいかがでしょうか?無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんがぴったりの一冊を紹介しています。

【これでバッチリ。】⇒『「解像度が高い人」がすべてを手に入れる』

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「解像度が高い人」がすべてを手に入れる

権藤悠・著 SBクリエイティブ

こんにちは、土井英司です。

結果を出そうともがいていた20代の頃、「売上=単価x数量」という式を見て、大きなヒントを得たことがあります。

漠然とやろうと思っていることを分解し、解像度を上げることでアイデアが湧いてきたり、実現可能性が高まる。

そういう意味でおすすめなのが本日ご紹介する一冊、『「解像度が高い人」がすべてを手に入れる』です。

著者は、元デロイトトーマツのコンサルタントで、株式会社キーメッセージ代表取締役社長の権藤悠さんです。

本書では、読者が「解像度が高い人」の3つの特徴、「物事が細かく見えている」「ユニークで鋭い洞察を得ている」「物事をわかりやすく伝えられる」を実現できるよう、理論と演習で学習をサポートしています。

それぞれに必要な能力を、「具体化思考力」「抽象化思考力」「具体⇔抽象思考力」と定義し、その磨き方を指南しており、丁寧に演習も用意しています。

・「モノを作らない業界」を5つ、具体的に挙げよ

・「人と人をつなぐ職業」を5つ、具体的に挙げよ

・「空港の書店」と「繁華街の書店」の違いを5つ挙げよ

・「売上1億円」を達成できなかった原因を5段階に分解せよ

などの問題を解いて行くうちに、ビジネスに必要な「解像度」が身につくようにできています。

既に「解像度」を扱った本が出ており、装丁も似ているのですが、新人が読むならわかりやすくていいと思います。

問題の中には、解説がやや主観的なものもありますが、解像度を上げる、要素分解する癖づけ、という意味では役立つと思います。

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