仕事ができる人は「解像度」が高い。じゃあどうやって上げるの?

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

「仕事ができる人」=「解像度が高い人」

「解像度が高い人」のポイント

特徴1「物事が細かく見えている」

特徴2「ユニークで鋭い洞察を得ている」

特徴3「物事をわかりやすく伝えられる」

「抽象化思考力」とは「物事の背景に隠れた“成功法則”を見つけ出す力」

「解像度が高い人」は、話す相手に応じて「具体(的な話)」と「抽象(的な話)」を調整しながら話しています

「問い」が思考を加速させる

「仕事ができる人」とは、“見ている世界”が違う人

(1)「他の多くの人には発見できない問題」をいかに見つけられるか?

(2)「他の多くの人には気づけない解決策」をいかに見つけられるか?

一つの事柄や概念を、違うもので分ける

レストランであれば、売上を上げるために、「集客数を増やす」のか、「客単価を上げる」のか、「回転率を上げる」のか

コストを下げるのも同じことで、「賃料」「人件費」「水道光熱費」「材料費」「販促費」等々、さまざまなコストに分解ができます

違うもの同士の共通点を見つける

共通点を見つけることで上へ上へと思考レベルが上がっていく

ポイントは「表面上の見えやすい一つの部分」を見るのではなく、すべての成功例に共通している見えづらい部分」を見つけようとすることです

「物事をわかりやすく伝えられる」ということは、つまるところ「『具体⇔抽象レベル』を相手と合わせること

「比べて、違いを問う」が、具体化思考を加速させる

「しつこく迫ってくる男性」を別の言葉でたとえる→「押し売りセールスマン」

「営業リストをたくさん持っている」→「歩くCRM」

漠然と結果を望むのではなく、要素分解して、ゴールにつながる思考や議論をする。

その第一歩として、本書は役立つと思います。

ぜひ、読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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