ワクチンの闇訴え京大追放、宮沢孝幸准教授は最終講義で何を語ったか?「常識を常に疑え。論文や教科書を鵜呑みにしない」

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ウイルス研究の第一人者である京都大学・宮沢孝幸准教授の「最終講義」が12日、京大百周年記念ホールで行われた。この記事では当日の模様を、メルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』の著者で京都大学大学院教授の藤井聡氏がレポートする。自身が職を追われることになった理由を「コロナやワクチンの研究が原因だと思っています」と語る宮沢氏は、研究人生を通してどのような敵と戦ってきたのだろうか?
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「僕は、京都大学が大好きでした」 ~宮沢孝幸「京都大学おどろきウイルス学最終講義」報告

宮沢孝幸准教授「京都大学おどろきウイルス学最終講義」レポート

本日5月12日の午後、京都大学の百周年記念ホールにて、京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター宮沢孝幸准教授の最終講義が行われました。

満席となった京都大学で一番大きい500名の大ホールで宮沢先生は、生物学に関心を持った中学、高校時代、そして東大時代、その後の留学、帯広畜産大学、そして、京都大学での研究のお話しを2時間たっぷり、ご講義されました。

最近、メディアで宮沢先生を初めて知った方々には余り知られていないかも知れませんが、学術界における宮沢先生の業績の偉大さが実によく分かる最終講義でした。

例えば、博士の学生時代、一年で363日、土日も盆も正月も無く研究をし続け、様々な学術的発見を行い、それを数多くの学術論文で報告され、それが指導教授達から極めて高い評価を受けて、東大で初めての飛び級制度での学位を取られています。

今では学術界では広く知られるようになったレトロウイルスが生命の進化に重大な役割を担っているという科学的真実を、仮説として提唱したのが、宮沢先生だったとのこと。

犬・猫に打っているワクチンに癌を誘発するリスクを持った内在性レトロウイルスRD114が含まれていることを学術的に発見したのも、またその逆にレトロウイルス XMRVがヒトの前立腺がんの原因となっているという定説を覆す学術論文を発表したのも、宮沢先生でした。

犬・猫のワクチンに混入していた「大問題」

最終講義ではこうして、宮沢先生の様々な学術的業績をご紹介いただきましたが、中でも特に感銘を受けたのが、内在性レトロウイルスRD114がワクチンに混入しているという学術的証拠を明らかにした一連の研究のお話。

詳しくは例えばコチラの論文でも、その顛末の一部が紹介されていますが…
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsv/66/1/66_21/_pdf

先進国の犬や猫には、様々なワクチンが投与されているのですが、そんなワクチンのとある製品を調べていたところ、そこになんと、癌誘発リスクのあるRD114内在性レトロウイルスが含まれていることが分かったとのこと。

それがもし本当だとすれば、ワクチンは強制的に犬や猫に打たれるものですから、そんなワクチンのせいで、世界中の犬や猫に薬害が広がっていることが危惧されることとなります。

これは一大事だと考えた宮沢先生は、世界中の同種の犬や猫のワクチンを集めて検査したところ、多くのワクチンに大量の内在性レトロウイルスRD114が含まれていることが明らかになりました。そして、そんなRD114の中には、犬や猫に「感染」し、生体内で「繁殖」していくものがあることが確認されたのでした。

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