クイズです。なぜ、いま「水彩色えんぴつ48色」が売れるのか?

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「モノが売れない時代になった」と言われて久しいですが、だからといって手をこまねいていても何も始まりません。そんな時代にモノを売るヒントを与えてくれるのが、無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさん。佐藤さんは「さまざまな問題を抱える中高年にこそ、大きなビジネスチャンスが隠れている」として、その「隠されたチャンスの見つけ方」を伝授してくださっています。

中高年の潜在欲求を探れ!

新聞折り込みチラシを見ていると、たまに面白い商品が通販で売られています。目のつけどころがお見事なのです。

中高年になると、電子機器が苦手だったり、身体能力の衰えを感じたりします。

「もっと○○だったら…」
「ここは○○にならないか…」

といった中高年ならではの欲求が、たくさん出てきます。そこを上手く捉えた商品が、通販などで販売されているのです。

たとえば、耳が聞こえにくくなったり、視力が衰えたりした人向けに販売されているのが

  • 音声式ヘルスメーター
  • 黒色まな板
  • 眼鏡型ルーペ
  • ワイヤレス耳もとテレビスピーカー

など。電子機器が苦手な人向けには

  • Wカセットつきレコードプレーヤー
  • 大きな表示・簡単操作の音楽プレーヤー
  • 機能をしぼった簡単スマホ

など。また、電子機器の苦手な人の中で、昔の写真や映像、音楽を「デジタル化」したい人向けに販売されているのが

  • パソコン不要簡単フィルムスキャナー
  • 8ミリフィルムを簡単にデジタル保存できるレコーダー
  • レコード・カセットをCDやデジタルデータに移せるレコーダー
  • ビデオテープをデジタルデータに変換できるレコーダー

など。時代の流れに取り残されそうな中高年が、何とか時代に乗り遅れまいとする欲求は、結構存在しています。歳だから仕方がない、と諦める必要はなく、テクノロジーがサポートしてくれるのだからどんどん利用すれば良いのです。

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