【映画野郎】スター・ウォーズ最新作、公開後の激アツ座談会!

 

小川:ああ、「過去作見なくても楽しめる」が女子高生の「後半わからない」に繋がってますね。さて、そろそろ中身の話をしますか。今回は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観て思った所からかな。とは言ってもボクは既にレビューでも述べてますが、やっぱり「スター・ウォーズ」はルークであり、ハン・ソロであり、レイア姫であり、チューバッカであり、ミレニアム・ファルコンであり、ダース・ベイダー的な敵キャラなんだなってつくづく思わされましたね。今回はこうした旧3部作のキャラクターが熟成され、いい感じでレトロというか懐かしいいい味が出てましたね。

原口旧世代のキャラクターと若い新世代のキャラクターがいい感じで共演していると思う。予告編で観た絵ではあったけど、やっぱり、ハン・ソロとチューバッカのコンビがスッと出てきた瞬間は鳥肌が立ったなあ。何より感動したのは、ハリソン・フォードの出番がかなり多かったこと!顔見せ的な感じかと思ったら、けっこう活躍するいいシーンが多くて涙チョチョ切れでした!

KANTO:ネタバレをしない範囲で言うと、アトラクションとしてはこれ以上に楽しめるコンテンツは無い!と思いましたが、過去作をなぞるばかりで奥深さがまるでなくて正直ガッカリしましたね。ルーカス抜きで作る「スター・ウォーズ」は、こういうことなのかと知らしめられました。

小川:そこは正直思ったことで「映画野郎」的にはKANTOさんの感覚も「なるほど!」ですね。そういえばハットが出ませんでしたね。

原口:ハットって?

KANTO:え? ハット族は出てこないですよ。親玉のジャバ・ザ・ハットは、エピソード6でレイア姫に殺されてるし。

小川:あ、だから一族単位ででないか。今回、こうした旧3部作の懐かしのキャラが集結する姿はプロレスで言えば長州力や藤波辰爾を見る感じですよね。

原口:いやいやそれ以上ですよ。30年も経っているんだから、ある意味アントニオ猪木が現役復帰したくらいの感動というか、有難味ですよ!

KANTO:話の腰を折るようですが、同窓会的な描写はアトラクション的な面白さはあってもストーリーを前に進めるのには、弊害であるとも言えるでしょう。昔ながらの撮影方法セットを組むという姿勢は良かっただけに、残念というか悔しいというか。

小川:今回はなんと言っても新ヒロインを演じたデイジー・リドリーの魅力に尽きますね。目力が強くて魅力的でした。

原口キーラ・ナイトレイに似てるって各方面で言われているけど、若くて可愛くて本当に応援したくなる!ヒロインとして素晴らしすぎる存在感。100年に1人の逸材!というのは言い過ぎかもしれないけど、他のジャンルの映画にもどんどん出てほしい。学園コメディとか。

小川:あともう1人のレジスタンス軍の新キャラのフィンも良かったですね。ああいう風にレジスタンスに入るくだりも良かったし

原口:そうね、最初の特報で観た時にはなぜこの黒人の若造がメインキャスト?って思ったけど、作中での動きをみたら、いい感じにボンクラ感のあるキャラで、一般人目線に一番近いから、それなりに共感を持って見られましたね。

KANTO:フィンはともかく、レイは新シリーズの唯一の希望と言えるでしょう。彼女たちの今後の活躍次第で、今のもやもやした気分も変わるかもしれませんね。フィンは今どきの青年ということでしょうか?現時点では、よく分からないキャラクターですね。

小川:新ドロイドBB-8はディズニーらしい丸みのあるロボットでしたね。レビューでも書きましたが、「ウォーリー」や「リアル・スティール」に出てきた癒し系のロボットですよね。

原口:丸いロボットといえば、日本には「ドラえもん」がいるよね。そんな丸いロボットキャラが一世を風靡しているから、日本人には愛されやすいというか、共感されやすいキャラといえるんじゃないですか。

KANTOBB-8にはやられっぱなしですね。これまでR2-D2が人気者だったのですが、それを上回る可愛さ。まるでペット感覚で主人公たちについて来るし。これが実際に動くロボットだというのも魅力的で、映画のドロイドと同じ開発者による玩具が、元気に我が家でも動きまくってます。

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