家庭教育アドバイス・・・抱き癖はついても良い!
泣いて抱っこしてもらうという繰り返しで、赤ちゃんに安心感と親への信頼感が育ちます。そのため、抱き癖が付いてしまう、と心配する母親もいます。抱き癖は良くない、と言われていた時代もありましたが今は赤ちゃんを抱いてあやすことはスキンシップの一部として、また、サイレントベビーにさせないためにも推奨されています。
赤ちゃんのいる生活ではやることがてんこ盛りの母親にとって常に抱っこやおんぶをしてあやすことは大変です。ですが、赤ちゃんでいる時期は人生のほんの僅かな時間です。辛抱強く対処して欲しいと思います。抱っこひもなどを上手に利用したり、お父さんや家族、ご近所さんに協力してもらったりしましょう。
家事をしていて赤ちゃんをすぐに抱っこできないときは、まず声を掛けましょう。泣く理由は母親にそばに来て欲しいからです。泣き声を無視していると、赤ちゃんの情緒を不安定にしてしまいます。家事に仕事に忙しい母親にとっては、泣く子どもをあやこと自体が大変ですから、抱き癖をつけたくないという気持ちになることでしょう。けれども赤ちゃんは成長と共に、抱き癖はなくなります。
情緒豊かな子どもに育てるためにも、抱っこを通じて赤ちゃんとのスキンシップをたっぷり取りましょう。
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