愚痴で終わるか、学びにするか。失敗を職場全体の財産にする方法

 

つまり、失敗したことというのは、隠さずに互いに共有しあうことで、自分にその場面が訪れた時に備えることが出来る、ということです。

1つの失敗に対して複数の策を講じることが出来る、ということです。1人の失敗はみんなの為になるというのはそういうことです。3人いれば、最低でも1日に3つもの事例を共有し、次に備えることが出来るのです。

では、反対に成功事例の共有はどうなの? ってこともあると思うのですが、成功事例というのは、共有したところで、猿真似してしまう確率が高く、上手くいかなかった場合、「言っていたことと違うじゃないか!」ってことになる可能性があります。

ですので、共有するならどうしてそのような成功事例になっていったのか? その過程・背景をみんなで考え「僕なら、私なら」と100%納得していくことが必要であり、納得したなら自然と自分なりの方法を探し構築していくことは可能でしょう。

いずれにしても、何事も実践していくと、失敗することの方が多いはずなので、そうした失敗事例というのは、使い捨てるのではなく、みんなで共有し合うことです。

1人の失敗で他の人の学びになる。そんな意識を持っておくといいでしょうね。

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