それに、そんな意識を持っておくと、失敗に対する恐れであったり、1歩前へ踏む込むことに対して臆病になったりすることもなくなってくるはずです。
失敗したら…「おっ、こんなパターンで失敗したか。よし、今日はこれをみんなに聞かせてやろう」なんて風に1つのテーマを持ち帰ることになります。それが自分にとってもみんなにとっても財産となるのです。
そして、そのテーマに沿ってみんなで対応策を考え、その対応策を翌日からみんなで実践していけばいいのです。それが財産を活かすということです。
そんなことを日々繰り返し出来ている会社やチームというのは当然のように結果が付いてきます。ぜひ御社でも「失敗」をその日のうちに共有してみてください。また経営者、管理職のみなさんは、そのような環境を作り出しましょう。
失敗やミスをしたときこそ、ワンフォアオール、オールフォアワンの精神です。
■今日のまとめ
『1人の失敗はみんなの学びになる。』
- ここ数日の失敗例を互いに持ち合い、改善や対応策を話し合う。
- 「失敗ノート」を1冊作り、見開きで左ページに失敗事例(描写を描けるくらい具体的に)を書き込み、右ページにそれに対する改善や対応策を書き込んでいく。それを今日から始める。
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