うなぎを食べる「土用の丑の日」の「土用」って結局なんなの?

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うなぎを食べると良いと言われる「土用の丑の日」。スーパーやデパ地下だけでなく、コンビニも「うなぎ」ののぼり旗が立つほどに浸透していますよね。しかし、そもそもこの「土用」とは何かご存じない方も多いのではないでしょうか? 無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、著者・須田將昭さんが「土用の丑の日」について分かりやすく説明しています。

土用の入り

「土用」というと、「土用の丑の日」や「うなぎを食べると良い」ということが思い起こされると思います。そもそも「土用」とはなんでしょうか?

五行思想」という考えがあります。万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からできている、とする中国由来の考え方です。この五行思想では四季について

・春・木気
・夏・火気
・秋・金気
・冬・水気

と割り当てます。おやおや。「土気」があまります。そこで四季の変わり目の時期に「土気」を割り当てました。

おおよそ、立春・立夏・立秋・立冬の日の前おおよそ18日ほどを「土用」とします。つまり最後の日は「節分」です。

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