壮絶な証拠画像。最近の学校に蔓延する「SNSいじめ」の実態

 

神奈川県某私立校で起きたいじめ事例

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これは被害者(当時高校2年生)が突然、正体不明の相手に作られてしまったTwitterによる被害の状態を示すものである。

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「あるある」というのは、今現在でもいじめではよく使われており、「<被害者>ってこういうところあるよね?」の「あるある」を意味するのだが、それは好意的なものではなく、笑えないような内容が主になされる。

Twitterの場合、「#」は「ハッシュタグ」であり、拡散されたり検索オープンなものであるから、加害行為者が被害者に対して危険な思想を持っている場合は、「# ○×○×あるある」などとつける(※○×○×は特定の氏名)。

その他に、被害者の名誉を貶める目的で、「○×○×語録」などとして、被害者本人とは関係ない発言や言っていない友人の悪口がツイートされて、人間関係が悪くなるように仕掛けるケースも多々見受けられる。

tantei20170725-3tantei20170725-4tantei20170725-5tantei20170725-6被害者本人は、これが起きた時、すぐに両親に相談をした。すでに始まっていた正体不明の加害者とのメッセンジャーでのやり取りでは、相手の情報をとにかく引き出そうと考えた。というのも、被害者本人は、この私立校で最も花形の部活に所属しており、その中ではキャリアが短いのに、優秀な成績が認められていて、やっかみからくるいじめを受けて続けていた。部活中に、孤立させられたり、慰労会などに呼ばれない、練習の場所や時間の連絡がこないなどは、半ば諦めていたし、辛いが耐えていた。

部活でのいじめの主犯が、クラスまで来て、仲の良い友達に、自分(被害者)と付き合うとロクなことがないとか、「あの子と友達なら、私たちの敵、学校の敵」だと言われても、その友人がそれによって離れるということはほとんどなかったなど、本人が正常を保つ環境は僅かでもあった。しかし、ここまでやられることは、我慢ならないし、あまりの辛さで、食事が喉を通らないという状況に至った。

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