メニューが全て「適正価格」の店が意外と繁盛しない理由

 

ですから、原価の高い商品と低い商品をセットで売ることが重要となってくるのです。こういった考え方を店長や調理長がきちんと理解していないと、原価は調整できていても、売上が下がることにも繋がってしまいます。

グランドメニューは本部で管理していても、お勧めメニューの商品開発は現場に任せているお店も多いはず。そういったお店は、気をつけなければ、原価率のコントロールをお勧めメニューで行うといったスタッフも出てくること(過去のご支援先でも何人もいました)。

そうならないようにするためにも、お勧めメニューの開発を店舗に任せている経営者の方は、よくチェックすることが大切! いつの間にか、300円ぐらいしか価値のない商品を600円で売るという愚行に出るスタッフが出てきますから…。

価値をきちんとお客様に伝えることが大切ですからね!

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若手飲食店コンサルタントとして、人気急上昇中の飲食店経営コンサルタント、中西敏弘が「売れる」飲食店作りの秘訣を論理的に、そして分かりやすく解説します。

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【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

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